2011年5月17日火曜日

コベントガーデン

←ブログランキングに参加しています。ビールボタンをクリック頂くとランキングのページに移動します。

  お店やカフェは朝10時からある程度開いているのですが、私が到着した11時過ぎでも何処もかしこもガラガラで、午後1時になってやっと本来の賑わいを取り戻し始めました。天気予報も良かったですし、朝は晴れていたので足止めされる理由は全くなかったのですが、ここでもだんだん夜型人間が増えているのでしょうか。

  カフェインがダメなのでホットチョコレートにしました。片言のイタリア人が、「生クリームをホットチョコレートにのせるなんていけないねぇ。サービスで生クリーム大盛りにしておくよ。」とイギリス人にはない茶目っ気を見せていました。しかし余りにも生クリームがてんこ盛りなので、カップを傾けた位ではホットチョコレートが現れず、悪戦苦闘している私の姿を見て微笑んでいました。
  カフェを出る時、そのイタリア人は私に「おやへりま~」と何を言っているのか分かりませんでしたが、もしかして「おやすみなさい」と言いたかったのでしょうか。私が出会うイタリア人に悪い人はいないようです。

ちゃんとロンドンらしく曇ってます

←ブログランキングに参加しています。ビールボタンをクリック頂くとランキングのページに移動します。

  今日もルームキーピングなのでPiccadilly Circus近くのSt. Paul's churchのアンティーク市に行き、10時からとあったものの、10:30に到着してもお店はまだまばらで、私の求めてる銀のソルトポットは全くなく、その足でCovent Gardenに向かいました。が、こちらも空振りで、銀製品を売っている気配すらありません。
  お茶でもしたい所ですが、カフェインどころか最近はフレッシュのミントティーも体が受け付けなくなって来たので、お茶も出来ずにベンチで久しぶりのロンドンらしいしっかりとした曇り空を眺めています。
  20年以上ぶりにエロスの像を写真を取りました。 と言うと私がとてもおばさんに聞こえますが、そこまではおばさんではありません。おばさんに片足を入れたおばさんと、自負しています。

2011年5月14日土曜日

38ポンド の価値

←ブログランキングに参加しています。ビールボタンをクリック頂くとランキングのページに移動します。

  あちこちのアンティークマーケットに行って、私の探しているソルトポットを見て回るのですが、自分の好みを言う以前にソルトポット自体がありません。観光客で賑わうポートベローロード(Portobello Road)は割高なのですが、品物は豊富なのでよく足を運びます。

  そこで先日見つけたのがこのソルトポット。ロンドン1887-8年製。値札には49ポンド。手に取ったものの、そこまで高額のものを探しているわけではないので、イタリア人の店主とたわいもない話をして、店を離れました。到着したばかりだったので、他の店も回ったものの、私が求めるブルーのグラスのついたソルトポットはなかなか見つからず、再度イタリア人の店に戻りました。私は関西人ではないので、「値切る」という行為に物凄く罪悪感を感じながらも、いつもソルトポット用のスプーンを7ポンドで販売しているイタリア人のおばさんに、「この観光地化しているポートベローで値切らずに買い物しちゃダメよ」と言われる私は、がんばって20ポンドでいかがなものか聞いてみました。
  イタリア人らしく、両手を振り上げて"No way!!"と笑いながらも目は真剣で、40ポンドが限界だと大騒ぎするのです。「ちょっと考えてみるわ」と言って、その騒がしいイタリア人の元を離れ、「欲しい」という気持ちと「40ポンド」という金額を対比させ考えつつ他のお店を回ってみました。
  既に午後になっているので、既に店じまいしている店も多く、怪しいアラブ系の若者に、「ニーハオ」と言われながらも歩き回り、暫らくしてイタリア人の店に戻りました。
  「美しい君の為なら38ポンドで僕は泣くよ」と、私の顔を見るなり言い出し、残念ながらそれくらいの美辞で血迷って買い物をする私ではない事を自覚しつつ、銀の器のコンディションはとても良く、内側のブルーのガラスがどうみても当時のものではないのですが、銀の器のコンディションの良さに見入ってしまった私は買ってしまいました。
  高い買い物だったとも思いますが、本当に素敵な器なのです。
  

2011年5月10日火曜日

セント ジェームス パークにて

←ブログランキングに参加しています。ビールボタンをクリック頂くとランキングのページに移動します。

  今日は電気系等の定期点検だとかで、在宅していても良いのですがどちらにしても身支度を整えたので出かけました。
   先ずは最近探し続けているOnion Skin paperを求めてLeicester Square 近くの画材屋さん、King's Cross Roadで古本屋さん回り、Piccadillyの二軒の本屋さん経由でSt. James Parkへ。

   お天気も相変わらず良い上にランチタイムなので、たくさんの人が集まっています。 一生懸命イタリア語でアイスクリームを注文しようとしている外国人観光客、全く統制の取れていない学校の課外授業、パンくずを見つからない様にコッソリまいているご婦人、腕時計を気にしながらお昼休みのサラリーマン、のんびり陽だまりを楽しむ老夫婦、午前中の授業を終えクラスメイトと授業で習った英語を試す語学留学生、筋トレ道具を持って筋肉を見せびらかす様に歩いているアスリート、バギーを押しながら子育ての息抜きをするお母さん、iPhone片手にブログをupする私。

   今日のお買い物は全く不発だったので自分を慰める為にも、この後クリームティーを頂いて帰りたいのですが、最近クリームティーをメニューに置いている店が減少している上に、スコンのサイズが東京で出てくるスコンのサイズ化しています。店員がヨーロッパ化している事もあって、クリームティーが何だか分からない店員もいます。新しいカフェを開拓したい気持ちと勝手知ったるカフェに行くべきか、悩む所です。

だんだんと風が冷たくなって太陽が影って来ました。次に何をしようかしら。

2011年5月9日月曜日

ナショナルギャラリーの明暗

←ブログランキングに参加しています。ビールボタンをクリック頂くとランキングのページに移動します。

  今日もルームキーピングの日なので体調が最悪なのにもかかわらず出かける事に。なので手っ取り早くナショナルギャラリーへ。
  今日はお天気なのですが、雲の流れが早く、自然光が取り入られている館内でも暗くなったり明るくなったり。今まで気がつきませんでしたが、暗くなるとライトが照らされるではありませんか。イギリスの何処でもキチンとした設備がある訳ではありませんが、こういう所に税金が投入されている事は素敵な事ではないかと。

  ビールのブログなのにビールの話題がないと言われそうですが、ManetのCorner of a cafe concert見に来たという言い訳はいかがでしょう。ビールがとても美味しそうに描かれています。http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/edouard-manet-corner-of-a-cafe-concert

  因みに先日のナショナルギャラリーでのブログで、エヴァ・ゴンザレスにやきもちを焼くという話を書きましたが、下記リンクがエヴァ・ゴンザレスです。 http://www.nationalgallery.org.uk/paintings/edouard-manet-eva-gonzales
  その訳はまた家に戻った時にでも。

2011年5月7日土曜日

Willy's Crown Jewels @ The Gerge


      イギリスにいるほとんどの人がウィリアム王子結婚という行事を各自それぞれ楽しんでいます。色々な便乗商品も登場しているようですが、オックスフォードサーカスを少し北上した辺りにあるThe Georgeというパブに立ち寄った時に、こんなビールを発見しました。
    ビールのお味の方は、この暖かくなる気候に合わせて苦味のきいたお味なものを想像していましたが、全く反対でモルトのきいたまろやかなお味です。ビールの温度が微妙に管理されているのか偶然なのかは分かりませんが、少し冷えているので喉越しが良く、暫らくするとちょうど良い温度になってお味を堪能出来るという、今日の様な暖かい日には最適なコンディションの素敵なビールでした。

    セントジェームスパークで義理の父と妹とピクニックランチをし、オックスフォードサーカス近くあるお店まで歩いた後だったので一休みするには最適な、ビールの分かる友好的なジェントルマンのいる落ち着いたパブでした。

---------------------------------------
The George
55 Great Portland Street
London W1W 7LQ England
http://gkpubs.co.uk/pubs-in-london/george-pub/

Willy's Crown Jewels ALC.4.2%
http://www.bateman.co.uk/our+beers/speciality+cask+beers

2011年5月4日水曜日

ちょうどDの上の辺りに

←ブログランキングに参加しています。ビールボタンをクリック頂くとランキングのページに移動します。

グラスに書いてある"London Pride" の、ちょうどDの上の辺りに見える窓の部屋に現在仮住まいしています。
   最近発見した、とても美味しいワインバー(追ってご紹介致します)で、2日連続で美味しいワインでご飯した帰り道、もう8時過ぎだというのに、まだ外は明るいし、仮住まいの目の前に美味しいパブはあるし、ダンナ様は明日のプレゼンテーションの資料は読まなくちゃいけないしで、美味しいビールを1杯だけ頂いて帰る事としました。

  暖かかった連休からうって変わって気温が下がりましたが、サッカーの中継の為に店内は騒がしく、室外の席にはヒーターがついているので、そちらで喫煙者達から離れた席を選んで日が落ちるのを待ちました。
  最近は引っ越し先探しで大忙しです。ものすごく若い頃に週末に不動産屋さんでアルバイトしていたのでイライラする事もありますが、大人になりながら、自分達の気にいる場所が見つかるまでの辛抱と思っています。

  ちなみにフラッシュをたいた写真とそうでない写真、どっちが良いと思います?私はフラッシュなしが好きだったりします。