2011年4月29日金曜日

ウィリアム王子 結婚式

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  今日はウィリアム王子の結婚式でした。ダイアナ元皇太子妃の葬儀の時もロンドンに住んでいたので、同じ様に悩んだのですが、バッキンガム宮殿に行くという選択肢を取らず、ウエストミンスター寺院での結婚式を一通りテレビで眺めました。
  私はウィリアム王子が小さい頃から勝手に見守っていましたが、とうとう結婚してしまったと思うと、寂しくもあり、自分の年齢を感じさせられなくもありません。結婚式を拝見していて、こちらがドキドキしてしまう場面が幾度か見受けられなくもありませんでしたが、まだ若い二人なので、年長者達が皆で支えていかなくてはいけないのだろうと思いました。
  結婚式の詳細はこちらから↓
http://www.bbc.co.uk/news/uk-13229961

  その後、ダンナ様が本屋さんに行きたいというので、本当はピカデリーサーカスにあるWaterstonesに行きたかったのですが、まだまだ人がロンドンの中心街に溢れている様だったので代わりにGreenwichに行きました。欲しかった本は見つからなかったのですが、寄り道をしてGreenwich Park近くにあるPlume &Feathersというパブに行きました。ここも例にもれずウィリアム王子結婚式にあやかって、たくさんの地元の人が集まっていました。既に出来上がっている方たちばかりでしたが、皆さん今日は特に英国人である事を楽しんでいました。
  このパブで頂いたのが、Harvery's Best Bitter。ホップのお味は全くなく、この季節、たくさんの人がラガーのビールに手を伸ばす時期は、こういったモルティーなビールの方がお味の劣化が感じにくく良いのかもしれません。
  若いお嬢さんも、杖を片手にゆっくり歩いているジェントルマンも、今日の日を同じ様に楽しんでいました。イギリスにはRoyalistという言葉があります。皇室を崇拝し崇め奉る人を指しますが、真剣に自ら自分がRoyalistだという人はほとんどいません。ですが、この国民的的行事を良い都合として、イギリス各地でStreet Partyなどを催して楽しんでいる姿からは、私にとって学ぶ事がいくつもありました。

  しかし、残るはヘンリー王子です。第二のカミラ公爵夫人の座を狙うしかないのかしら・・・。(笑)
  

2011年4月26日火曜日

午後1時38分 Tuesday

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  昨日月曜日がEaster Mondayで祭日だったので、House Keepingが今日となり、混んでいる所には出かけたくなかったので、静かであろうポートベローに向かい、しかしあまりにも店が開いておらず、またこの場所に戻って参りました。
  今日はコートを着ていても肌寒く、そろそろ館内の空いているベンチを探そうかと思っています。 金曜日は硬い蕾だった菖蒲?が今日は美しく咲いています。

  そんなこんなしていたら太陽が出て来ました。もう少しここで本の続きを読む事とします。

2011年4月25日月曜日

ロンドン地下鉄

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  ロンドンの地下鉄と言えば、チューブ(Tube)の愛称で親しまれています。1985年に初めてその地下鉄に乗った時、あまりの狭さにビックリしました。治安の悪い時などは地下鉄の中で写真を撮るという行為が危険でもあり、ここ数年は治安の悪さを感じた事はなかったものの、すっかり写真を撮るという事を忘れていました。
  このイースター休暇中にたくさんのヨーロッパ人がロンドンに遊びに来ていて、スペイン人らしきご夫人が車内で写真を撮っている姿を見かけ、私も写真を撮ってみました。
  東京のラッシュ時には座席と座席の間に立っている人の列が3列も出来るでしょうに、ロンドンの地下鉄では、1列分くらいのスペースしかありません。それでなくても人々はラッシュ時でも無理して乗り込まないので、その一列も形成されない車両もあったりします。
  また天井も低いので、背の高い人などはくの字になって乗車していたりして、東京では見かけない風景が見受けられます。
  さらには地下鉄の地下にあるほとんどの駅では携帯電話が通じません。ご注意下さい。

イースターだというのに

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  本来EasterとはLent(四旬節)を終え、イエスキリストの復活を祝うものというのが本来の大筋ではありますが、教会へ通う習慣のない人たちにとっては、卵形やウサギの形のチョコレートを庭や室内に隠して子供たちに捜させたりという行事になっています。私の義理の家族もその例にもれず、昨日今日とBristolに一泊して卵形のチョコレートを探してきました。牧師になった友人Simonに言ったら眉間に皺を寄せられてしまいそうですが、現状では致し方ありません。

  義理の父が私がビール調査を続けている事を覚えていてくれて、何種類ものビールを用意してくれました。会話が弾んで味をしっかり吟味するところまではいきませんでしたが、どれもここ数日の初夏の陽気に合う、フルーティですっきりしたお味です。まるでコカコーラの様な泡立ちをし、あっという間に泡が消えてしまいました。泡が消えてしまう理由は以前にも紹介した様に(そのブログはこちら)グラスに洗剤が残っているせいだとも思われますが、それ以前に泡がとても荒かったです。
  せっかくの義理の父の気持ちなので写真だけでもご紹介させて頂きます。


2011年4月22日金曜日

午後7時47分 Good Friday

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  今日からイースター4連休です。火曜日から風邪を引き過労も伴い体調が全く優れず、昨日はとうとう一日ベッドで過ごしましたが、明日から一泊でブリストルに住む義理の両親の所へ出かけるので、寝てもいられません。
  とは言え、頭痛と微熱を抱えてでは対した事も出来ず、日用品の買い出しが終わった5時ごろ、夕飯がてら開いていると思われるV & Aへと向かいました。 イースター休みもあってなのか、ヨーロッパ人がほとんどですね。
  毎日毎日、1日の日の長さが延び、天候にも恵まれて、いつまで経っても日が暮れません。
  今日は体調のせいかビールの気分ではなかったので、ワインにしました。室外なのでプラスチックのグラスですが、ワイングラスの形です。

  日が暮れるまで、出国前にお餞別で頂いた本の続きを読もうと思います。この本を下さった方はきっと、「まだ読み終わっていないのですか。」と、笑って下さることでしょう。普通の風邪ならともかく、この数日、頭痛が酷くてベッドで頭を抱える位しか出来ないんですもの。

  早く風邪から復活してロンドンを楽しみたいです。
  

2011年4月18日月曜日

Spring Sprinter @ the Red Lion


      以前からナショナルギャラリーの近くで美味しいビールが頂けるパブを探しているのですが、観光客の多い土地でもあるので、なかなか発見出来ずにいますが、今日はウエストミンスター駅近くのいつも混んでいるレッドライオンに入ることが出来ました。
入ってみると間口そのままの狭さですが、それがかえってイギリスのパブらしさを表していて、縦長の短いバーカウンターにも観光客に混じって数人のイギリス人が一人でビールを傾けている姿がありました。バーの向こうでビールを注いでいる若い学生さんたちはビールの知識を持っていて「普段ロンドンプライドならこのビールはどう?」と、味見しなくても会話から味を想像しビールを選ぶという、最近となっては贅沢な会話が出来ました。


     飛び乗らないと座れなさそうな丸い椅子のあるバーの端に陣取って、スプリング・スプリンターという、とても春っぽいシーズナルのビールを頂きました。気候が暖かくなると、ホップのきいたさっぱりしたビールが流行るのですが、これも例にもれず苦味があります。ここ数日の暖かさからするとちょうど良い苦味と冷た過ぎない温度が絶妙です。2杯目を注文する時にカウンターで一人でビールを傾けている小父さんに声をかけようと思っていたら、いつの間にかその小父さんはいなくなっていました。時間が進むにつれ仕事を終えた人たちで混雑して来ました。またダンナ様を連れてお邪魔しようと思います。



4%なので大丈夫だと思ったのですが、貧血な事も手伝ってお昼間のビールにしては気持ち強かったのか、ここ数週間の疲れが出ているのか、パブと出たらフラりと足元がふらついてしまいました。ビール調査官?としては不覚です。





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The Red Lion
48 Parliament Street,
London SW1A 2NH England
http://www.fullers.co.uk/rte.asp?id=4&itemid=380&task=View

Spring Sprinter 4.0%
http://www.fullers.co.uk/rte.asp?id=387

ウエストミンスター - Westminster
スプリング・スプリンター - Spring Sprinter
ナショナルギャラリー - National Gallery
レッドライオン - The Red Lion
ロンドンプライド - London Pride
  

月曜日午前中 入場無料

  毎週月曜日午前中はハウスキーピングなので外出しようと思います。今日がその月曜日で、朝から体調は絶不調とは言え、例外は作りたくありません。ハウスキーピングのKimさんが来る前に出かけられなかった事が幸いし、Kimさんと話をする事が出来ました。ハウスキーピングを断わる事も出来ますが、そうすると彼女らの仕事を奪う事にもなるので、これから一ヶ月半お世話になるKimさんとコミュニケーションが取れた事はお互いの生活・仕事スタイルを確認出来て良かったです。

  いつでも入場無料のナショナルギャラリーに行く事も勿論可能なのですが、月曜日と言えば午後2時まで無料のコートールドギャラリー。普段6ポンドほどする入場料が無料になるのです。1階がクローズとホームページに書いてあったので、フォリー・ベルジェールのバーの彼女には会えない覚悟で行きました。実際に行ってみると1階どころか3階以外、開いていませんでした。3階を一回りし、地下にあるcafeの野外のテラスでCream Tea(スコーンと紅茶)にしようと思ったら、スコーンが品切れだとかで、そのウエイターさんお勧めのチョコレートブラウニーにしました。あまりにも美味しいのでひとつダンナ様用にお持ち帰りにしました。

  ちなみに、現在コートールドギャラリーは模様替え中で、6月4日まで一部しか開館していません。フォリーベルジェールのバーの少女にも一ヵ月半ほど会えません。くわしくはこちらを。
http://www.courtauld.ac.uk/gallery/transformation/index.shtml

  Courtauld Galleryを後にし、ナショナルギャラリーへ。エヴァ・ゴンザレスにやきもちをやきながら、気になる数枚の絵に敬意を払い、フォリー・ベルジェールのバーの解説を寄せてくれたCharlie氏がお餞別で下さった、フェルメールの解説本にあった二つの”ヴァージナルの前の女性”を探しに。
  

2011年4月17日日曜日

ロンドンマラソン スポンサー Fuller's

イギリスビールとイギリス人の研究家?としては、今回のロンドンマラソンのスポンサーとして最愛のフラーズが参加している事はとても嬉しくあり、あちこちにロンドンプライドの看板や着ぐるみがウロチョロしていたり、工場直送に近い美味しいロンドンプライドが販売されていました。 雑味がなく素直にロンドンプライドを楽しめる一杯でした。 夕方にも再度試してみましたが、既に劣化が始まっているようで、美味しさの上に少しばかり臭みがのっていました。 もう4時だというのに30km地点をまだ走って(歩いて)通過している人々がいます。20万人の中から抽選で当たった3万7千人なのでgive upは彼らのチョイスにないのかもしれません。
地震のあった日に妹と3歳の甥っ子と30kmほど歩いて家に帰った私としては、スポーツとして30km歩こうと思える日がいつか来ると良いなぁと思います。

ロンドンマラソン 2011

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  今までマラソンを見に行った事がなかったのですが、先日ニュースで「東日本大震災の影響で名古屋国際女子マラソンが中止されたのを受け、日本陸連はロンドンを世界選手権の代替代表選考会に指定したところ、ロンドンマラソン主催者は13人分の選手コーチらの渡航費と宿泊費の負担を申し出た。」という記事をみかけました。ロンドンマラソンの主催者に感謝しつつ、せめて観戦にいく位の事はしなくてはと出かける事にしました。
  Canary Wharfがちょうど30km前後の地点で女子が10:30amころ通過予定だったので、10時過ぎに出かけてみたものの、思いの他どこもかしこもガラガラでした。ダンナ様はカメラを片手にまずは車椅子の先頭集団、その後に女子の先頭の選手が見えました。
  暫らくして赤羽有紀子選手がやって来ました。(写真ダンナ様撮影)その後に続く日本の選手にも皆さんのベストが尽くせる様にと声援を送りました。最終的に日本人最高位は赤羽選手で6位に入り自己ベストだったそうです。赤羽選手も今回の震災でご自宅が被害に遭ったとの事、今回自己ベストが出た事でご家族にとっても良いニュースだった事とお察し致します。
  今回の東日本大震災ではマスメディアを通してあまりイギリスの名を聞く事がなく、大きな記事になる事はほとんどないものの、今回のマラソンに限らずイギリスも色々な方面から日本の復興に大いに貢献下さっているという事もお伝えしたいと思います。今回のロンドンマラソン主催者とメインスポンサーのVirgin Atlantic Airways Ltd.グループ会社Virgin Moneyさんも勿論ですが、色々な形で日本を応援下さっている皆さんに感謝の気持ちです。

2011年4月10日日曜日

London Pride リベンジ

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一通り大荷物の片付けも終わり、冷蔵庫にも明日朝までしのげるだけの食料を補充し、さらにはボルビックを買い込みました。それでなくてもロンドンは硬水なのですが、香りがするほどこの短期滞在のマンションの水道水は硬く、胃が弱い私は水に慣れるまで、飲み水をボルビックにせねばなりません。贅沢な話ではありますが、まずはシャワーなどで皮膚と頭髪を硬水に慣らせ、暫らくして少しずつ飲料水の硬水の量を増やしていかないと、激痛を伴う胃痛に襲われてしまうのです。
  と、一段落したので、もう一軒の別のパブ、The cat and Canaryへ。そちらにはFuller'sの看板も掲げられており、フラーズのビールが常時何種類かドラフトで置いてあります。London Prideのロゴ付きのグラスで出てきた事で十分満足してしまいましたが、温度も室温でお味がしっかり引き立ちました。今日はとても暖かいので、可能であれば2℃ほど低い温度であると、最初の喉越しが嬉しいかもしれません。
  何とか眠くならずにここまで来ました。明日からは銀行に手続きに行ったり、携帯電話をどれにするか調べたり、洗濯の続きをしたりと、まだまだ盛りだくさんです。

ロンドン到着

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やっとロンドン到着です。朝の9時ごろHeathrow空港に到着なので、今日一日起きていなくてはなりません。まずは家具付きの短期滞在型のマンションに到着し、部屋の掃除、さらには洗濯機の掃除、ダンボール2箱とスーツケース4つをunpackし、洗濯物をかき集め洗濯し、お腹が空いてきたので、以前にも行った、Henry Addingtonへ。以前にここでダンナ様が緑色のビールを頂いた事で覚えていらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、そんな期待を胸に向かった私が失敗でした。

  まずはお決まりのLondon Prideをと思って注文しましたが、まずロンドンプライドのロゴの入ったグラスで出て来ませんでした。お味もこの高い気温のせいで皆さんラガー系統のビールを好まれるらしく、London Prideの回転がイマイチな味がしますが、季節柄仕方ないという事と、体調も万全ではありませんので、また次回のLondon Prideに期待したいと思います。

  軽く食事を済ませ、(ちなみにドラフトのLondon Prideは4.1%とアルコール度数が低いのでランチビールには最適です)、その足で食料の買出しにWaitroseへ。ここCanary Wharfには大規模なWaitroseがあって、Waitroseファンの私としては天国の様な場所です。まずは朝ごはんとなるパン一斤ではなく1本、オレンジジュースにマーガリンとマーマイト。さらには私の好きなヨーグルトとイギリスのきゅうり、ヤギのチーズと、これからいつでも食べる事が出来ることが分かっていても、買わずにはいられない私でした。

2011年4月8日金曜日

Blonde BOREALE in bottle

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  広場を離れて先ほど立ち寄った間口二軒分しかないお土産屋さんの前を通ってビールの描かれた黒板を目指していました。するとその片言の英語を話すお土産屋さんの店主が道端に出ていて、私に向かって手を振りながら「買い物は終わったか~」と通りの反対から声をかけてくれました。ここで難しい返答をしても彼にはわからないので、彼が使った英語を引用しながら「終わった~」と答え、そのおじさんに別れを告げました。
  その数軒先に目指していた黒板を見つけ、この店に限らずですが店内の照明がとても暗く、中が良く見えないのでとりあえず入ってみました。 bonjourと言われても英語で返すのですが、出て来てくれたウエイターは全くと言って良い程英語が苦手な様で「ビールだけ頂きたいのですが宜しいですか?」と聞いても分かってくれず、仕方ないので、そのウエイターを黒板まで連れて指で差しながらコミュニケーションを取りました。 テーブルについてしばらくしてビールが出て来たのですが、どうも思っていたビールと色が違う上にボトルも持って来て欲しかったのですが、このウエイターに頼むとケグごと持って来られそうな気がとっさにしてやめました。 ビールのお味はシーフードに合いそうなさっぱりしたお味でホップもモルトも主張していません。気持ち発泡性が強いので、喉の痛みがある私には最適でした。
  窓からの眺めはこんな感じで、モントリオールにもこんな青い空があったんだと印象づけられる青さでした。

暖かいモントリオール

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  風邪気味で重たい体を引きずりながら、その重たい体を預けないと開かないホテルの重たい扉を開けてみたら、何と外は暖かいのです。マフラーも手袋も帽子もいりません。外人の私がこうなので、現地人はシャツ一枚で清々しい顔をして歩いています。出国を明日に控え、やっとモントリオールが好きになれる様な一日がやって来ました。
  先ずは月曜日にみぞれ混じりな雨の中みつけたカフェへ行き、素敵な美人の店員さんにWhere do you live?と聞かれ、現在住所不定無職な私は答えに困りながら、美味しそうなチョコレートの詰め合わせを明日お邪魔するダンナ様の従兄弟への手土産とし、その足でメイプルシロップの店に行き、イギリス訛りの営業上手なオーナーに美味しそうなメイプルシロップを売ってもらい、適当に入った間口二軒分しかない、こじんまりとしたお土産屋さんで、片言の英語を話す店主と天気や地震の話をしながら、made in Chinaの商品を幾つか購入したり。
  あまりにも暖かいので、Place Jacques Cartierという、ちょっと広場になった所で日向ぼっこしながら、ぼんやり人の流れを眺めていました。本当はスケッチでもしたかったのですが、そこまでのエネルギーがありません。 月曜日にここを通った時は全くと言って良い程、人通りがなかったのですが、ここにいる皆さんは一体どこにいたんでしょう。隣に座ったヤンキーなお兄さんはTシャツ一枚です。


   ここに来るまでに美味しそうなビールが描かれた黒板を掲げたレストランがあったのですが、これからそこへ行ってビール調査に向かうべきか考え中です。出来る事ならば、この陽だまりでそのビールを頂きたいものです。
  アジア人が珍しいのか、このベンチに座っていても声をかけられます。でも何故かWhere are you coming from?じゃなくてWhere do you live?なんです。途中からは前者と判断し答えましたが、果たしてそれが正しかったかどうか。さらにはここでも中国人の観光客が目立ち、その一人が私の所にやって来て、中国語で私の髪を指差しながら何か言っています。触ってみるとてんとう虫がついてました。そこでキレ良く「谢谢」とでも言えれば良かったのですが、すっかり英語とフランス語でお腹いっぱいな私は言えませんでした。 目の前では白髪のご老人がアイスクリーム片手に歩いていますが、私は日が当たっていない側の体が冷えて来ました。風邪気味なのでそろそろ動こうと思います。

おかしな甥っ子

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昨日はCNNでもbreaking newsで宮城沖の大きな余震のニュースをやっていました。地震はもう落ち着いたものと思っていた所だったので精神的にも辛いです。地震直後に家族からメールが来て、一緒に東京にいられない事が悲しくもあります。昨晩は気持ちがつられてしまったのか、ダンナ様が寝返りを打つ度にベットが揺れるので、地震かと思って目を覚ましていました。私は日本にいられない分、もっと精神的に強くならなくてはと反省しています。
明日はモントリオールからロンドンへ出発予定なので、今日はこれから義理の母などにお土産を探しに出かけます。先日美味しそうなメイプルシロップのお店を発見したので、そこで何か見つけられるとよいなぁと思っています。
私は一昨日の夜から喉が痛くなって、色々薬は摂取したものの、ホテルの部屋の乾燥が激しいせいか、とうとう熱っぽくなってきました。熱いシャワーでお風呂を入れたりして湿度を上げようとするのですが、焼け石に水状態です、外の冷気で熱を冷まして来ようと思います。
今夜は皆さんが静かにお休みになれる事を祈っています。私は今自分が出来る事を少しずつこなしていこうと思います。

最後に一番下の甥っ子の写真を。彼はいつも周りの人に笑って欲しいみたいで、自らおかしな事をして私たちを笑わせようとします。この写真を撮った時も、口に入れたはずのそうめんが全部口に入らなかった時点で「お姉ちゃん、写真撮って~!」と言わんばかりに、この顔でじ~っと私がカメラを取り出すのを待っていました。子供は宝ですね。微笑みのお裾分けです。
この写真は昨年の夏の事でしたが、この子も明日入園式です。雨の予報が当たらないことを祈っています。

2011年4月6日水曜日

モントリオール

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  今日はイギリス人の友人が教えてくれたMont-Royalという、小高い丘へ向かってみました。ホテルから歩くにはちょっと距離があったので、その中間にあるレストランまでタクシーで行きそこでランチをする事にしました。
  ホテルのポーターにタクシーを用意してもらったのですが、ドライバーはBuletooth を使っているとは言え、ず~っと携帯で誰かと話をしているのです。日本で受けられるサービスは海外では期待出来ない事は過去15年の経験で学んだものの、電話に夢中になっているようで、赤信号を無視しそうになるんです。冷や冷やしながらレストランへ到着しランチをしてから、数ブロック先にあった大聖堂Cathedrale Marie-Reine du Mondeに立ち寄りました。
  ここに限ったことではないのですが、寒い国なせいか、どこへ行っても扉が2重以上になっていて、どの扉もとてつもなく思いのです。体重をかけても開かない大聖堂の扉に悪戦苦闘していたら、こぎれいなホームレスがbonjour madameと言いながら寄ってきて開けてくれました。thank youと英語で言ったのにyour welcome. have a nice dayと英語で返してくれました。言い方は失礼かもしれませんが、ホームレスなのに二ヶ国語を話すという、モントリオールはそういう街なんだなぁと、二ヶ国語が話せるだけで仕事が探せる日本との違いを感じました。その方がホームレスである確証はありませんが、平日のお昼間に小銭を入れたカップをじゃらじゃらいわせているのでその確率は高いかと。
  しばらくしてからふと、その彼がbonjour mademoiselleじゃなくてbonjour madameと言った事に気がつきました。フランス語は良く分かりませんが、私はやっぱりマダムなんんだなぁと自覚させられました。
  しばらく大聖堂を拝見し、暖も取らせて頂きながら、そこからまたタクシーでMont-Royalの入り口までと思ったのですが、空いているタクシーがなかなか来ないのです。仕方ないのでMont-Royalに向かいながらタクシーを捜す事にしましたが、結局空いているタクシーを見つける前に入り口まで到着してしまいました。
  入り口に到着するまでもサンフランシスコを思い出されるかなりの坂だったのですが、そこから更に急な坂が目の前にそびえているのです。
  全く混んではいませんでしたが、見かける人々はみな、少なくともウォーキングシューズを履いているのです。私はブーツとは言え街で履くブーツ。でも道は舗装されているのでと思い、眺めが良いと言われる場所まで向かいました。


  雪解けの季節なのでしょう。排水溝?の中の氷も解けかけて、流れる水の冷たさを想像させます。そんな流暢に周りの風景を眺める余裕はだんだんなくなっていき、かなりの急斜面とその斜面に設置されている階段に足をのせるのがだんだん辛くなってきました。




  しまいには体温も上がり、帽子と手袋とマフラーを取り、コートも脱ぎ、汗をかきそうになりながら、踊り場の様なスペースまで辿り着きました。
  どのビルが何なのかも分からないので遠くに橋の見える方向の写真を撮ってみました。




  筋肉痛で震える太ももを何とか操りながら階段を降り、本当はベンチに座ってスケッチでもしようかと思ってスケッチブックを持って来たのですが、ベンチはまだ半分くらい雪に埋まってるし、周りもまだまだ雪が残っているので、いくら体が温まったとは言え、天然の冷蔵庫状態です。諦めてMont-Royalを降りました。



4:00pm Wed 6th April in Montreal

2011年4月4日月曜日

St-Ambroise McAuslan in bottle

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ALC. 5.0% Canada brewed by Brasserie McAuslan
website; http://mcauslan.com/en/produits/bieres-regulieres/st-ambroise-blonde/
  モントリオール初日は午前中からみぞれ混じりな雨な上に時差ボケと引越し疲れで部屋から出たくありませんでしたが、部屋を空けないとルームクリーニングをしてもらえないので仕方なく雨の中を街に出ました。
  雨の中で地図を広げたくなかったので、先ずはホテル周辺の散策へ。Rue Saint - Paulという通りに昨晩行ったMicro BreweryのLes3Brasseursという店がこの通りにもあるはずとの事だったので、先ずはそのパブ探しから。
  そう思ってこの通りに入ったのですが 、色々なタイプのレストランやお店、さらにはたくさんの画廊が立ち並ぶ素敵な通りでした。美味しそうなお店を見つけたらランチしようと、大陸にしては狭い歩道をすれ違う人に邪魔にならない様にウィンドウショッピングをしていました。フランス語が全くわからない私はお店のドアにある"ouvert"が営業中なのか閉まっているのかを知る為に数軒様子を伺って、それが営業中である事を認識しながら、Rue Saint - Paulから一本入ったRue Notre - Dameのカフェに入りました。
  menuの書かれた黒板は全部フランス語。ウエイトレスと英語で会話してメニューを決めるしかありませんでした。トマトスープとパニーニを注文し店内を眺めていたら、埃はかぶっていたものの、ビールの瓶が何本も並んでいるのです。カナダのビールを下調べしていない上にフランス語が全く分からないので、ウエイトレスにカナダのビールで一番アルコール度数が低いビールはどれ?と聞いたら、スープとパニーニの他にビールも?と聞かれてしまいました。
  それごとでくじける私ではないので、外の光が差し込む窓際に陣取ってビール調査する事としました。 昨日のビールはほとんどホッピーでしたが、それを考えると香りは少ないもののモルトの味がしっかりしていて本を読みながらゆっくり頂くには最適なビールとなりました。
  お天気のせいかお土産屋さんが何軒もある割には人通りが少なく、ちょっと寂しい気もしますが、疲れている私には店員さんに急がされる事もなく、これで良かったのかもしれません。


壁の至る所にコートを掛ける大きなフックがあちこちについていて、外に出ると冷たい空気が待っている事を思い出さされます。
  帰り際にショウウインドウに並んでいたそれほど大きくない美味しそうなデニッシュも購入し、もう少し雨の中を散策してからホテルに戻ろうと思いましたが、雨が強くなり風もあったので、足がどんどん冷えてしまい、散策を断念してホテルへと戻りました。
明日は雨が止む事を祈っています。

3:00pm Mon 4th April in Montreal

La bieie des senes Les 3 Brasseurs

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ALC. 4.5% Canada by Les 3 Brasseurs (the 3 Brewers)

website: http://www.les3brasseurs.ca/eng/our_famous_beers.php
  二杯目はシーズナルのビール。黒板にLa bieie des senes ALC. 4.5%とだけ書いてあったのですが、時差ぼけの疲労な上にとても混んでいたので、どんなビールかも聞かずに試してみました。IPAの様なホップがしっかり利いたビールですが、この体調でお味のコメントは避けておいた方がよろしいかも知れません。
  滞在しているホテルの近くにも同じパブがあるようなので、疲れて新規開拓する気分になれない時にはまたお邪魔してみようと思います。

8:00pm Sun 3rd April in Montreal

La Blanche (White) Les 3 Brasseurs

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ALC. 4.7% Canada brewed by Les 3 Brasseurs (the 3 Brewers)
  本日から1週間、ダンナ様の出張でモントリオールに来ています。ホテルにチェックインし、まだ外が薄明るかったので早速散策へ出かけました。ホテルで入手した地図の広告にあったMicro Breweryのお店、Les 3 Brasseurs (the 3 Brewers)へ。
  それぞれのビールの名前がビールの種類になっているので、どんなお味なのか聞く必要もなく、それはそれで寂しい思いもありつつ、まずはWhiteから。
  既に24時間以上寝ていないので、お味のコメントをするのは的確ではないと思いますが、白いビールの割にはあっさりしていて喉越しが優しく、さくさく頂く事が出来ました。

  ダンナ様がカナダに来たら試したいと言っていたPoutineも試してみました。フライドポテトにチーズになる直前のチーズ(なんと言うのでしょう)にグレービーソースがかかっています。お店によってもかなり違うそうですが、これは出発前に調べたPoutineに一番近いイメージです。お味の方は見たままで、チキンベースのグレービーにアメリカで言うところのナチュラルチーズのやわらかい物がフライドポテトの熱で溶けているという感じです。
  これはこれでB級グルメという事で美味しいと思いますが、私はフライドポテトにお酢とお塩の組み合わせの方が好きかも知れません。
7:00pm Sun 3rd April in Montreal

2011年4月3日日曜日

お見舞い申し上げます

  ブログの更新がすっかり滞っておりました。私も日本人なので東日本大震災が起きた事により色々な意味での自粛という気持ちが私の心を支配していましたが、通常の経済活動を続ける事が私に出来る復興支援のひとつと考え、ブログを再開する事と致しました。

この度の東日本大震災により、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

  更には2月半ばにダンナ様のロンドン転勤が決まり、決まった以上ははのんびりしていても仕方ないと思い、早々に会社を退職し引越しの準備に追われていました。震災の影響で全てを2週間延期した矢先、今度は出国前にダンナ様がモントリオールに1週間出張となり、結局のところ4月3日に日本を出国し、4月10日にイギリス到着予定です。
  これまでに頂いたビールに関してもback dateしてupしていこうと思っています。