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私のお気に入りビールのひとつ、ロンドンプライドです。このThe Washingtonというパブが現在の我が家から一番近く、ビールの質もリーズナブルという事で以前にも何度か足を運びました。今日はダンナ様の両親の住むブリストルから車で帰ってきたので、お散歩がてら出かけました。我が家からは歩いて25分くらいですが、東京に住んでいた時にも、美味しいビールを求めてその位は歩いていましたが、面白い事に両者とも都合の良い交通機関がなく、タクシーを使わない限り、歩いて行き来するしかありません。が、特に暖かい午後に暫らく歩いてから頂くビールの喉越しはとても素敵なものがあります。(笑)
英語で下から上に書いてあったので 一瞬”何ビール?”と思いましたが、 キリンビールもおいてありました。 |
今回は前回までなかった、飲み物メニューが各テーブルに置いてありました。ビールの種類がたくさんある事は以前から認識してはいましたが、ボトルのビールも豊富に揃っていて、全て制覇してみたい気持ちはあるものの、最近アルコールに弱くなった私にとっては途方に暮れるほどの種類です。今度数えてみますが、ドラフトだけでも15種類はあると思います。
全てのパブではありませんが、最近、ビールを注ぐ前にグラスを洗う(のだと思います)機械があるパブがあって、どうやらビールの種類によってグラスをその機械で洗うようです。今まで近くで見た事がなかったので、写真に収めました。この上にグラスを逆さまにして軽くグラスを押すと水が噴射されます。効果の程は良く分かりませんが。
ちょうどこの写真を撮った時に、ビールの注文待ちをしていた地元のイギリス人っぽい人が、ラガービールが入っていたと思われる空のグラスを片手に退屈そうに順番を待っていたので「このビール美味しい?」と聞いてみました。「美味しいよ。でも僕はビターの方が好きだけど」という答えが返ってきました。「じゃあなぜビターにしないのですか?選ぶほどあるのに」と聞き返すと、「ん~ここのビターはイマイチ美味しくない」との事。確かにどのビールもベストな状態ではないのですが、これだけの数のドラフトビールがあると、いつも込み合っているとはいえ、種類が多いとそれぞれのビールの回転は少なくなり、ビールの状態はいつもベストではない訳です。
こういった、地元のビターやエール好きのイギリス人が、ビターやエールがベストな状態ではないからといって、特に夏の間はラガーに走る人は多いようですが、私は30℃を超えるイタリアにでも行かない限りラガーは頂かないかなぁと思っています。ですがしばらくすれば暖かい夏もあっという間に終わり、ラガーを手にしていたイギリス人達もまた色の濃いぬるいビールへと戻っていくのでしょう。
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