2011年8月30日火曜日

ピザの自動販売機 ボローニャにて

  ここ数日のロンドンは最高気温が20℃に達せず太陽も出ず、靴下をはき長袖のTシャツに長袖のカーディガンをはおっていても肌寒い日々が続いています。また週末には23℃位まで上がるとの予報ですが、気がつけば日の出は朝6時を過ぎ、朝6:30amに起きる私たちは薄暗い中でまずリビングの明かりをつけなくてはならず、日の入りも午後10時過ぎだったのにとうとう午後7時台となり、どちらにしても冬の足音を聞くまいと耳をふさいでも聞こえてくる季節となりました。
  と、しんみりとしても仕方がない上に、冬が来ないとあのイギリスの美しい夏もやって来ないので、厚手のスリッパを探しに行ったり、セントラルヒーティングのスイッチの入れ方を模索したり、ダンナ様の新しい冬用のジャンパーを調達したりと、冬支度を始めたところです。

ダンナ様が休暇中に太ったとの事で現在
お菓子を口にせず、結局の所私一人で12
個入っていたジャム入りのビスケットを
消費する事になりそうです。

   先日ボローニャで15年ぶりに再開したイタリア人の友人が、10月からフランスのオランジュという所で仕事が決まっているので、それ以前に久しぶりにロンドンに遊びに来たいと言いだし、博士課程を終えたとは言え経済的にはまだ学生なので、先週の水曜日から日曜日まで我が家に泊まっていました。その時に彼女のお父さんが、私が好きだと言ったイタリアのお菓子を焼いて彼女に持たせてくれました。(写真 名前は教わったのですが忘れました。)

  それを頬張りながらボローニャの写真を整理しようと写真を眺めていたら、この写真の事を思い出しました。

 
誰かやって来てピザを買って行かない
ものかとしばらく待ってみましたが、
誰もやって来ませんでした。

  東京で当たり前の様に見かけるドリンクやタバコの自動販売機などは一切ボローニャの街で見かけませんでしたが、その友人宅で夕飯をご馳走になり、歩いてホテルまで向かっている最中に発見したのは、ピザの自動販売機でした。ダンナ様は試してみたいと大騒ぎでしたが、友人宅であまりにもたくさんご馳走になったので、どうみてもピザを食する余裕がなく、写真だけ撮って帰りました。
  どうやら焼きたてのピザが2分ほどで出てくる様で、販売機横にある箱に入れて持ち帰る様です。
  ただ、"100% made in Italy"とか"the Italian taste vending machine"と英語で書かれている所を見ると、現地の人向けというよりは観光客向けなのかもしれませんが、それにしては街の中心街からちょっと離れた所にありました。

  今回は美味しいものでいつも満腹状態だったので、次回はぜひ試してみたいと思いつつも、美味しくなかったらどうしようと、好奇心と食欲の狭間で悩んでしまいます。
 

2 件のコメント:

  1. JSMさん、これはぜひピザ購入の上、動画をアップロードしてください。 YoutubeにUploadすると一躍有名人?!
    四季をまったく感じないサンフランより

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  2. サンフランの匿名さん、Youtubeという方法がありましたね。次回はantipasto代わりにピザを一枚平らげてから食事に出かける事とします。ビデオを撮り忘れない様にしなくては・・・。
    確かにサンフランの天気をチェックすると、いつも変わらず良いお天気で穏やかな気温ですね。最近、寒さが体にしみる私としては羨ましい様な。f^_^;)
    JSMの文字を見て、JvMを思い出したのは私だけでしょうか?(笑)

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