2011年4月6日水曜日

モントリオール

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  今日はイギリス人の友人が教えてくれたMont-Royalという、小高い丘へ向かってみました。ホテルから歩くにはちょっと距離があったので、その中間にあるレストランまでタクシーで行きそこでランチをする事にしました。
  ホテルのポーターにタクシーを用意してもらったのですが、ドライバーはBuletooth を使っているとは言え、ず~っと携帯で誰かと話をしているのです。日本で受けられるサービスは海外では期待出来ない事は過去15年の経験で学んだものの、電話に夢中になっているようで、赤信号を無視しそうになるんです。冷や冷やしながらレストランへ到着しランチをしてから、数ブロック先にあった大聖堂Cathedrale Marie-Reine du Mondeに立ち寄りました。
  ここに限ったことではないのですが、寒い国なせいか、どこへ行っても扉が2重以上になっていて、どの扉もとてつもなく思いのです。体重をかけても開かない大聖堂の扉に悪戦苦闘していたら、こぎれいなホームレスがbonjour madameと言いながら寄ってきて開けてくれました。thank youと英語で言ったのにyour welcome. have a nice dayと英語で返してくれました。言い方は失礼かもしれませんが、ホームレスなのに二ヶ国語を話すという、モントリオールはそういう街なんだなぁと、二ヶ国語が話せるだけで仕事が探せる日本との違いを感じました。その方がホームレスである確証はありませんが、平日のお昼間に小銭を入れたカップをじゃらじゃらいわせているのでその確率は高いかと。
  しばらくしてからふと、その彼がbonjour mademoiselleじゃなくてbonjour madameと言った事に気がつきました。フランス語は良く分かりませんが、私はやっぱりマダムなんんだなぁと自覚させられました。
  しばらく大聖堂を拝見し、暖も取らせて頂きながら、そこからまたタクシーでMont-Royalの入り口までと思ったのですが、空いているタクシーがなかなか来ないのです。仕方ないのでMont-Royalに向かいながらタクシーを捜す事にしましたが、結局空いているタクシーを見つける前に入り口まで到着してしまいました。
  入り口に到着するまでもサンフランシスコを思い出されるかなりの坂だったのですが、そこから更に急な坂が目の前にそびえているのです。
  全く混んではいませんでしたが、見かける人々はみな、少なくともウォーキングシューズを履いているのです。私はブーツとは言え街で履くブーツ。でも道は舗装されているのでと思い、眺めが良いと言われる場所まで向かいました。


  雪解けの季節なのでしょう。排水溝?の中の氷も解けかけて、流れる水の冷たさを想像させます。そんな流暢に周りの風景を眺める余裕はだんだんなくなっていき、かなりの急斜面とその斜面に設置されている階段に足をのせるのがだんだん辛くなってきました。




  しまいには体温も上がり、帽子と手袋とマフラーを取り、コートも脱ぎ、汗をかきそうになりながら、踊り場の様なスペースまで辿り着きました。
  どのビルが何なのかも分からないので遠くに橋の見える方向の写真を撮ってみました。




  筋肉痛で震える太ももを何とか操りながら階段を降り、本当はベンチに座ってスケッチでもしようかと思ってスケッチブックを持って来たのですが、ベンチはまだ半分くらい雪に埋まってるし、周りもまだまだ雪が残っているので、いくら体が温まったとは言え、天然の冷蔵庫状態です。諦めてMont-Royalを降りました。



4:00pm Wed 6th April in Montreal

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