今日はウィリアム王子の結婚式でした。ダイアナ元皇太子妃の葬儀の時もロンドンに住んでいたので、同じ様に悩んだのですが、バッキンガム宮殿に行くという選択肢を取らず、ウエストミンスター寺院での結婚式を一通りテレビで眺めました。
私はウィリアム王子が小さい頃から勝手に見守っていましたが、とうとう結婚してしまったと思うと、寂しくもあり、自分の年齢を感じさせられなくもありません。結婚式を拝見していて、こちらがドキドキしてしまう場面が幾度か見受けられなくもありませんでしたが、まだ若い二人なので、年長者達が皆で支えていかなくてはいけないのだろうと思いました。
結婚式の詳細はこちらから↓
http://www.bbc.co.uk/news/uk-13229961
その後、ダンナ様が本屋さんに行きたいというので、本当はピカデリーサーカスにあるWaterstonesに行きたかったのですが、まだまだ人がロンドンの中心街に溢れている様だったので代わりにGreenwichに行きました。欲しかった本は見つからなかったのですが、寄り道をしてGreenwich Park近くにあるPlume &Feathersというパブに行きました。ここも例にもれずウィリアム王子結婚式にあやかって、たくさんの地元の人が集まっていました。既に出来上がっている方たちばかりでしたが、皆さん今日は特に英国人である事を楽しんでいました。
このパブで頂いたのが、Harvery's Best Bitter。ホップのお味は全くなく、この季節、たくさんの人がラガーのビールに手を伸ばす時期は、こういったモルティーなビールの方がお味の劣化が感じにくく良いのかもしれません。若いお嬢さんも、杖を片手にゆっくり歩いているジェントルマンも、今日の日を同じ様に楽しんでいました。イギリスにはRoyalistという言葉があります。皇室を崇拝し崇め奉る人を指しますが、真剣に自ら自分がRoyalistだという人はほとんどいません。ですが、この国民的的行事を良い都合として、イギリス各地でStreet Partyなどを催して楽しんでいる姿からは、私にとって学ぶ事がいくつもありました。
しかし、残るはヘンリー王子です。第二のカミラ公爵夫人の座を狙うしかないのかしら・・・。(笑)